
全国各地に残る伝統的な料理、長い間親しまれていて地元の素材を活かしたものが多いですよね。
今回は新潟県は魚沼地方の郷土料理「けんさ焼き」についてご紹介します。
現代でもお正月や新米の収穫を祝う際に食べられている縁起の良い料理です。
新潟県の郷土料理「けんさ焼き」とは?どのくらいの歴史があるの?

まずは「けんさ焼き」について、
・どんな料理なのか?
・どんな由来、歴史があるのか?
について簡単にご紹介します。
けんさ焼きはどんな料理?どんな味?
「けんさ焼き」とは焼きおにぎりに似た料理で、魚沼地方に伝わる生姜味噌をぬって焼いているのが特徴です。
シンプルながらも焼いたお米の香ばしさ、生姜味噌の風味がとても食欲をそそる一品です。
けんさ焼きの由来は?どのくらいの歴史があるの?
けんさ焼きの由来ですが時は戦国時代に遡ります。
新潟県の戦国武将である上杉謙信が戦の際におにぎりを刀(剣)に刺して焼いたことから「けんさし(剣刺)焼き」、「けんさき(剣先)焼き」と呼ばれていて、それが「けんさん焼き」、「けんさ焼き」と徐々に変わって今の呼び方となりました。
このため、地域によっては「けんさし焼き」、「けんさき焼き」、「けんさん焼き」とも呼ばれています。
けんさ焼のレシピ
けんさ焼きのレシピとポイントについてご紹介します!
地元の人は焼きおにぎりとしてだけでなく出汁茶漬けとしても美味しく食べていますのでその食べ方も全部ご紹介しちゃいます!
材料
・お米 240g ※おにぎり2つ分
・生姜のすりおろし 1かけ分
・味噌 大さじ1.5
・砂糖 大さじ1
・かつお出汁 300ml
作り方
1. 生姜、味噌、砂糖を混ぜ合わせる。

【ポイント】
子供も食べる場合は生姜をちょっと控え目にしておく
2. お米をおにぎりの形に整える。

【ポイント】
三角の形ではなく、薄い丸い形にして表面は味噌をぬる用に平らにしておく
3. おにぎりを焼く。
※本場は炭火焼ですが、オーブン、フライパンで焼いてもOK

4. おにぎりの両面を焼いたら生姜味噌をぬる。

5. ぬった味噌も焼いて出来上がり!

★そのまま食べても良し!かつお出汁をかけて食べても良し!

さいごに
新潟県の郷土料理であるけんさ焼きについてご紹介してきましたがいかがだったでしょうか?
郷土料理の中でも比較的簡単に自宅で作ることができるものですので是非一度お試しください。
生姜味噌といった体にも良い味付けですのでおすすめです!
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それでは最後までお読みいただきありがとうございました。
あなたの食事が楽しく最高になることを祈ってます。