金スマの人参レシピ!杉本彩が作る白身魚と人参のマリネが栄養的にも◎

TBSのTV番組「金スマ(中居正広の金曜日のスマイたちへ)」で2019年3月15日に放送された、「栄養を捨てない調理法」で実際に杉本彩さんが作られていた「白身魚と人参のマリネ」のレシピを紹介します!
杉本彩さんが作るだけあってお洒落、かつ美味しい!しかもお肌に良いβカロテンを無駄なく摂取できるといった栄養もバッチリ3拍子揃った料理です!

また、人参の栄養素を捨てずに吸収するポイントについても最初に触れておきます!
そんなポイントは最近話題となっている書籍「その調理、9割の栄養捨ててます!」を監修した東京慈恵会医科大学附属病院の赤石定典先生の紹介に基づいています。

人参はβカロテンが豊富だけど生のままだと吸収が悪い!

人参の食べ方で人気なのが、野菜スティック、サラダに千切りしたもので彩りを加える、ぬか味噌に付けた漬けもの、ピクルスなどの酢漬けといった生の状態が多い様子。
生だとよりヘルシーだし栄養も取れているように思えますが実は生のままだと人参が持つβカロテンの吸収が悪くなってしまうんです!

生の人参だとβカロテンをこんなに損している

人参はβカロテンが他の野菜に比べ特に多く含まれています。
その含有量は100gあたり6800μgほど。
他の緑黄色野菜と比較するとその多さがわかるかと思います!

しかし、このβカロテン、人参を生で食べてしまうと吸収できるβカロテンの量は約8~10%程度と極端に悪くなってしまうんです!

では、どのように食べるのが良いのか?
次でご紹介します。

人参は○○と一緒に食べることでβカロテンをたくさん取れる

人参を生で食べるとβカロテンの吸収率が低いですが、これはβカロテンは水にほとんど溶けない性質が原因だからです。
人間の体内の大半は水分でできているのでそのほとんどが吸収されることなく排出されてしまうんですね。

一方で、水には溶けないけど油に溶けるのがβカロテンの性質!
そう、人参は油と一緒に食べることでその吸収率を70%まで上げることができます!

人参のβカロテンの吸収をよくする食べ方!

油と一緒に食べるのが良いので食べ方を少し工夫するだけでβカロテンをたくさん吸収することができます!

油で炒める・油で揚げるのはもちろんのこと、他にも生のスティックで食べる際にも油を含むマヨネーズと一緒に食べたり、バーニャカウダソースと一緒に食べることでβカロテンを多く摂取することができます!

他にもサラダを食べる時にノンオイルではないオイルが入ったドレッシングをかけるとかですね。
油と聞くとカロリーが気になるところですが、大量でなければ生のままでもマヨネーズやドレッシングと一緒に食べるのが良さそうです。

 

金スマで取り上げられた杉本彩が作る白身魚と人参のマリネのレシピ!

油と人参、この組み合わせを上手に使った「白身魚と人参のマリネ」のレシピの紹介です!
通常のマリネとは違い炒めていくのですが、杉本彩さんは「炒めることで生のマリネに比べて漬けておく時間を短縮できるため非常に楽」とコメントされていました。

 

材料(1人前)

・鯛の切り身 1切れ
・人参 1/2本 ※できれば無農薬
・レーズン 7粒ほど
・クルミ 1個
・ローズマリー 1本
・オリーブオイル 大さじ2
・白ワインビネガー 大さじ2と1/2 ※お好みで調整されると良いです
・塩コショウ 少々 ※切り身の下味用

 

作り方

  • 下準備

・人参は皮つきのまま細切り ※無農薬出ない場合は皮をむいて細切り

・鯛の切り身に塩コショウを振っておく

 

  • 調理

1. フライパンでオリーブオイルを熱したら鯛の切り身をローズマリーと共に焼く。

2. 鯛の切り身の両面を焼き、火が通ったら人参を加え炒める。

3. 人参に火が通ったら白ワインビネガーを加えて全体を馴染ませる。

4. 火を止めて鯛の切り身の上に人参を盛り付け、フライパンのマリネ液をかける。

5. 人参の上にレーズンとクルミをさらに盛り付けローズマリーを添えて出来上がり!

 

さいごに

人参の持つ美肌栄養素βカロテンをいっぱい吸収できる仕組みとTVで紹介されていた杉本彩さんのレシピをまとめてみましたがいかがだったでしょうか?

生で食べる方が栄養いっぱいといった印象を持つ人も多くいると思うので意外な情報でしたね!

また、杉本彩さんはシャンパンやワインといったお酒が好きなので白ワインビネガー多めのレシピですが、お好みで調整して自分好みの味を見つけると良いかと思います。

それでは最後までお読みいただきありがとうございました。
あなたの食事が楽しく最高になることを祈ってます。

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