基本スパイス3種のチキンとほうれん草カレー!簡単だけど本格的!?

ふとインドカレーを食べたくなることってありませんか?
あのスパイシーな香りと深みのある味がなんとも食欲をそそります!

しかしインドカレーとなるとルーを使うカレーとは異なり自宅で作るのは難しい印象がありますよね?
でもそれって印象だけなんです!

スパイスから作るカレーは基本スパイスを押さえれば超簡単!

今回は特に

使うスパイスが少なく簡単!

だけど本格的な味に負けないくらい美味しい!

といった良いとこ取りのチキンとほうれん草カレーの作り方を紹介します!

美味しいだけじゃなくてカロリーもだいぶ控え目でヘルシーなところもポイントです!

カレーを作る基本スパイス3種はこれ!

まずはスパイスカレーを作る上での基本スパイス3種を役割と具体的なスパイス名と共に押さえていきましょう!
代表的なものを挙げていきますので近くのスーパーで手に入るものです。
さらに、最近では100均ショップでも手に入るかもしれません。

1種目!辛味づけはチリペッパー(カイエンペッパー)!

1種目は辛味づけのためのスパイスです!

当然ですがカレーに辛味はありますよね?
というか、ある程度辛さがないとカレーとして美味しくないですよね。
その辛味の元となっているスパイスです!

具体的な辛みづけのスパイスの代表は

チリペッパー(別名 カイエンペッパー)

です!
赤唐辛子を粉末状にしたスパイスで刺激的なスパイスです。

価格も100円~なのでとてもお手頃


 

辛味づけはガラムマサラでもOK

チリペッパーの他に手に入りやすい辛みづけスパイスを取り上げます。
そのスパイスとはずばり

ガラムマサラ!

ガラムマサラとはミックススパイスの1つでその名の通り複数のスパイスをミックスしたものになります。
先ほど取り上げたチリペッパーはもちろんのこと、ローリエ、ブラックペッパー、コリアンダー、カルダモン、クミン、シナモン、グローブ、メース、ビッグカルダモンといったスパイスが使われているのが特徴です。

市販されているものは辛みづけのスパイスとして売られているものが多いのでチリペッパーの代用として十分辛みづけをしてくれます。

辛味づけとして使いたい場合は、こういった辛味が多めに含まれているものを選びましょう!


 

2種目!香りづけはクミン!

カレーに限らずですが、香りは料理にとって重要な要素です。
カレーにとっての香りづけを担う代表的なスパイスは

クミン

です!


クミンの効果などもっと詳しい話はこちら

クミンの効果・効能は凄い!ダイエットにも有効?上手な使い方を紹介

 

香りづけはクミンの他にカルダモン、グローブ、シナモンが有名どころ

クミンは手に入りやすく、さらにインドカレーっぽい香りの元となるのですがもっと本格的な香りをつけたい場合は別のスパイスも使っていきます。
そのスパイスには有名なところで以下があります。

 

  • カルダモン

スパイスの女王とも呼ばれるほどに香り高いスパイスです。
鼻に抜けるような清涼感のある香りを持っている他に味としては若干の苦みがあります。

 

  • グローブ

バニラのような甘い香りを持つ特徴的なスパイスです。
強い香りを持つため、次でご紹介する臭み消しとの兼用としても用いられます。

 

  • シナモン

デザートでもお馴染のシナモンは甘い香りのスパイスです。
メインというよりは補助的に香りを補う使い方をします。

 

3種目!臭み消しはコリアンダー!

スパイスの役割としては臭み消しは外せません!
カレーとしては肉、または魚の臭みを消してカレーがとても食べやすくなります。
さらに、臭み消しと共に腐敗菌を殺菌する作用も発揮してくれるためカレーが傷むのも抑えてくれます。

そんな臭み消しの効果をもつ代表的なスパイスは

コリアンダー

です!
香りはさわやかなオレンジっぽい香りを持っていて、味はほのかに甘い感じです。


おまけの豆知識!
コリアンダーって実はパクチーの種なんですよ!知ってました?
パクチーもコリアンダーも知っていると言う人はいても植物として同じものというは意外だったのではないでしょうか?

 

カレーの基本スパイス4種とは?

カレーの基本のスパイス3種を取り上げましたが、基本は4種あります。
これまでの3種に加え、色づけの役割が4種目です。

代表的なスパイスはターメリック(ウコン)ですね!


あの黄色い色のスパイスがカレーの黄色にもなっていたわけですね。
その他にもパプリカパウダーの赤系などがあります。

今回の色はほうれん草の緑を使用するので4種目のスパイスは用意不要です!
そのため、あえて最後に取り上げました。

 

チキンとほうれん草カレーの簡単レシピ!

材料

ヘルシーに鶏胸肉を使います。
パサパサにはならないのでご安心を!しっとり美味しく仕上げます!
・鶏胸肉 1枚

  • 野菜

・玉ねぎ 中1個
・ほうれん草 2束(8株くらい)
・ニンニク 3片
・しょうが 2片


健康的に生姜をたっぷり使っちゃいます!
生姜の効果・効能の詳しい説明はこちら

生姜の効果・効能はこれ!食べ方から副作用・注意点についても解説!


  • スパイス

簡単レシピなので、3種のスパイスは全てパウダーでOKです。
・チリペッパー 小さじ1
・クミン 小さじ1
・コリアンダー 小さじ1

  • 調味料

・オリーブオイル 大さじ2
・塩 小さじ1/2
・ブイヨン 8g

  • その他

ヘルシーに仕上げるので低脂肪牛乳を使います。
こういうやつです!


・低脂肪牛乳 500ml
・水 100ml~200ml ※水分が足りない場合、お好みで調整

作り方

  • 肉の下準備

1. 鶏肉を1cm~2cm角くらいの一口サイズにカットする。

2. カットした鶏肉をボールに入れ低脂肪牛乳(200ml程度)につけておく。

 

  • 野菜の下準備

後ほどミキサーにかけるので大雑把でOK!

・玉ねぎは薄切りにする

・ほうれん草は根元をカットしてよく洗った後、3cm程度にカット

・ニンニクは薄切りにする

・しょうがは薄切りにする

 

  • 調理

1. 鍋にオリーブオイルをひき、弱火で点火する。

2. しょうが、ニンニク、クミンを炒める。

3. 香りが立ってきたら玉ねぎを入れ、中火で炒める。

4. 玉ねぎが透き通ってきたらほうれん草を入れる。

5. ほうれん草がしんなりしたら低脂肪牛乳の残りを入れる。
 ※材料が被る程度の量にならなければ水で調整

6. 沸騰したらブイヨンを入れ、ブイヨンが溶け込むまで煮込む。

7. 一度火を止める。

8. 【ポイント】ミキサー、フードプロセッサー、ブレンダーなどで鍋に入っているものを全て混ぜる。
 ※ほうれん草がペースト状になるのでお店のような緑色のカレーになります!

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9. 低脂肪牛乳に漬け込んでおいた鶏胸肉を牛乳ごと鍋に入れる。

10. コリアンダー、チリペッパー、塩を入れ煮込む。

11. 鶏胸肉に火が通ったら出来上がり!

ほうれん草の緑色が綺麗ですよね~!

 

スパイスの配合ポイント!

スパイスの役割を4種ご紹介しましたが、種類によってそれぞれ役割が異なります。
今回は香りは普通、辛味も普通、また特別臭みが強い肉を使用している訳ではないので全て同じ分量の配合にしました。

スパイスカレーの良いところでもあるのですが、お好みでスパイスの配合は変えてOKです!

辛味がもっと欲しければチリペッパーを多く、牛肉など臭みが強めの肉を使うのであればコリアンダーを多く(この場合は肉の下準備段階で擦り込んでしまいます)などと言った感じですね。

 

  • 子供向けの場合の注意点

お子さんがいる場合は辛味には注意しましょう!
チリペッパーは赤唐辛子そのもので、パウダーの粒が細かいものは特に辛味が強くなっているので少量で辛さが変わってきます。

せっかく作ったのに子供には辛すぎて食べられない!といった事態にならないためにも辛味スパイスの取り扱いは気をつけるようにしてください。

 

本格的な場合のスパイスの数はどのくらい?

本格的なスパイスカレーの場合はどのくらいの数のスパイスが使われるのでしょうか?
その答えは6~8種と言ったところです。

辛みづけ、香りづけ、臭み消し、色づけ この4種の役割のうち様々なスパイスを使うのはずばり香りづけの部分です。
例えば、今回のチキンとほうれん草カレーの場合、本格的にすると、香りづけにクミンの他にカルダモン、グローブ、シナモン、ローリエといったスパイスを使います。

さらに本格的なポイントとしては香りづけはパウダー状のものではなくホール(パウダーになる前の原型)が使われるのも特徴です。

最初に炒める時にテンパリングと言って油に香りを移していくのですが(簡単レシピでも実はこれは取り入れてます)、その際にはホール状のスパイスで行うのが本格的です。

テンパリングはこんなイメージ

 

※本格的なカレーにチャレンジしたい場合はこちら!

ほうれん草とチキンのインドカレーレシピ!タイミングの解説アリ!

 

さいごに

スパイスカレーのご紹介として使用される代表的なスパイスとその特徴、そしてチキンとほうれん草カレーのレシピについて取り上げましたがいかがだったでしょうか?

今回ご紹介したレシピは簡単だけでなく、外食や市販品と比較するとかなりヘルシーで体にも良いので是非チャレンジしてみてくださいね。

それでは最後までお読みいただきありがとうございました。
あなたの食事が楽しくなることを祈ってます。

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