ガレットの基本レシピからアレンジまでご紹介!渡邊竜朗シェフ監修!

フランス生まれの料理ガレット、チーズと肉類、半熟卵、野菜を乗せたメインの食事として食べるものやバター、ジャム、アイスクリーム、フルーツを乗せたデザートとして食べるものとその種類は様々。

日本ではそば粉を使用するため、難しいものと考えられがちですが、生地をのばすコツを覚えてしまえば家でもお手軽に作れちゃいます!

今回はそんなコツが詰まった信州伊那谷ガレット協議会 代表でもあり、kurabe CONTINENTAL DELICATESSENのオーナーシェフでもある渡邊竜朗さん監修のガレットの基本レシピからアレンジまでをご紹介します!

ガレットの意味は?

そもそもガレットとは何かについて簡単におさらいです。
ガレットとはフランスのブルターニュ地方の郷土料理で「薄くてまるい形をした料理、またはお菓子」の総称です。

しかし日本では、そば粉を使って焼いたクレープ状の料理を一般的にはガレットと呼んでいます。

 

渡邊竜朗シェフ監修~ガレットの基本レシピ~

さて、ではいよいよ基本レシピのご紹介です!
簡単に今回のレシピを監修している渡邊竜朗シェフのプロフィールもご紹介します!

 

渡邊竜朗シェフのプロフィール

長野県伊那谷にあるヨーロッパ大陸の料理を提供しているkurabe CONTINENTAL DELICATESSEN、そのオーナーシェフ渡邊竜朗さんは、もちろん自分のお店でガレットも提供しています。

自分のお店だけに留まらず長野県伊那谷全体で信州のそば粉を活かしたガレットの普及を目指しており「世界一の伊那谷ガレット」を目標とした「信州伊那谷ガレット協議会」の代表も務めておりガレットに熱い思いと拘りを持っている人です。

そして、渡邊竜朗さんの思いが徐々に浸透し、現在、長野県伊那谷では新名物としてガレットが人気を集めています。

 

2人分(2枚分)の材料

生地

・そば粉 100g
・塩 小さじ1/4
・水 200cc
・溶き卵 全卵1個分

 

具材

・ベーコンまたはハム 2枚
・ピザ用チーズ ガレット1枚につき大さじ1~2
・卵2個
・野菜
 ※茹でたほうれん草やきのこなどを乗せてもOK!盛り付け用にレタスやプチトマトがあるとさらに見栄えが良くなります!

 

作り方

生地

1. ボウルにそば粉、塩を入れて軽く混ぜておく。
2. 水と溶き卵を一度に全量入れ、泡だて器などを使って練らないように静かに溶く
3. 滑らかになったらラップをして1時間~1晩寝かせる。

 

具材下準備

・ベーコンは中火で焼き色が付くまで焼く。
・お好みで乗せる具材は食べやすい大きさにカットする。
・カボチャなど火の通りにくい具材を使う場合は下茹でしておく。

 

ガレット

1. フライパンを熱してサラダ油を薄く引く。


2. お玉1杯くらいの生地を流し入れ、素早くのばす。
【ポイント1】
フライパンを傾けてぐるぐる回すようにすると上手に生地がのびます!

【ポイント2】
火力は最後まで中火をキープします!

 

3. 生地の表面が乾いてきたら具材の半分の量(1人前分)を乗せる。
【ポイント】
最後に4方向から折り返すので折り返す部分には具材が乗らないように中心に寄せるように乗せます!

 

4. 具材を土手にして真ん中にへこみを作ったらへこみの部分に卵を1つ落とす。

 

5. 皮がパリッとしたら具を包み込むように4方向から内側に折る。
【ポイント】
折り返す目安は卵の白身が半熟くらいになった時!

 

6. お皿に盛りつけて出来上がり!
【ポイント】
プチトマトや生野菜を添えるとより一層お洒落に!
食べる際にはお好みで塩、黒コショウ、オリーブオイルをかけても良いです!

 

ガレットのアレンジについて

ガレットのアレンジ3パターン「おつまみ」「おやつ」「デザート」をご紹介します!
発祥の地フランスでもメインの食事で食べる以外にも大学生を中心におやつやデザートといった食べ方がされています。

 

おつまみガレット

小さめに焼いた生地に、レバーペーストやオリーブのタプナード(みじん切りにして味付けしたもの)などをぬってお酒のおつまみとしても美味しくいただけます。
ガレット自体は生地だけになるので野菜を添えると彩りが良くなります。

 

おやつガレット

生地にバターとシナモンシュガーを乗せて焼いていただくのがパリの学生のお気に入りとのこと。
アイスクリームをトッピングするとさらに美味しくなります。

 

デザートガレット

バターで焼き、グラニュー糖を振った生地をたたんでゴルゴンゾーラチーズ、リンゴをトッピングして蜂蜜をかけたデザートガレット。
ガレットをベースにすることでデザートがぐんとお洒落になります。

 

さいごに

ガレットの基本レシピを中心に「おつまみ」「おやつ」「デザート」といったアレンジについてもご紹介してきましたがいかがだったでしょうか?

自宅で作るのは難易度が高いと思われがちなガレットですがポイントさえ押さえてしまえばお手軽に作れちゃうかと思います!

是非一度ご自宅でもチャレンジしてみてください。

それでは最後までお読みいただきありがとうございました。
あなたの食事が楽しく最高になることを祈ってます。

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